ローテーション運転/台数制御運転
Rotation/Controlling Number
製造現場では製造に欠かせないユーティリテ設備があります。
代表例として、コンプレッサー等の空圧装置や純水や冷温水を供給するポンプ、排ガス処理装置等があります。
その多くは24時間365日稼働し、設備停止が発生すると製造ラインに多大なる影響を及ぼす重要な設備です。
設備停止による影響を最小限にするには、冗長化が非常に有効な手段です。
しかし冗長化を行っても、安全且つ正確に制御を行わなければ効果は発揮できません。
弊社では過去に冗長化された装置のローテーション運転/台数制御を請け負わさていただきました。
動画を交えて制御内容を紹介させていただきます。
【レポート内容】
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冗長化の重要性
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制御内容の説明
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【冗長化の重要性】
ユーティリティ設備停止となった場合、製造現場では以下影響が考えられます。
1.空圧システムの故障
(1)ワークの搬送、把持が不安定となり生産に影響を及ぼす
(2)自動弁の動作が不安定となり原料、水、ガスの供給が正常に行われない
2.供給ポンプの故障
(1)冷却水停止によって温度調整が正常に行われない
(2)純水停止によって半導体洗浄、発電ボイラが停止する
1. 生産停止のリスク低減
冗長化を行うことで、機器やシステムの一部が故障しても生産が完全に停止するリスクを低減できます。例えば、重要な機器のバックアップを用意することで、メインの機器が故障してもすぐにバックアップを使用して生産を継続することが可能です。
2. 生産効率の向上
冗長化によって生産ラインの稼働率が向上します。故障時のダウンタイムが短縮され、全体の生産効率が高まります。
3. コスト効果の向上
冗長化のための初期投資は高いように思えるかもしれませんが、長期的には生産停止による損失や修理費用の削減につながります。これにより、全体的なコスト効果が向上します。
【制御内容の説明】

■ 異常バックアップ運転
稼働中の装置に異常が発生した際、待機中の装置が自動で起動します。

■ ローテーション運転
複数台の装置を時間やセンサーによって切替を行ないます。

■ 台数制御運転
貯留量、圧力、流量等供給先の状況に応じて装置を制御します。

【解説動画】
生産現場における冗長化は、生産の安定性と効率性を保つために不可欠な要素です。予期しないトラブルに対する耐性を高め、生産の継続性を確保することで、競争力のある生産体制を維持することが可能となります。